飲食店を複数運営するA社では、既にLINE公式アカウントを導入していたものの、店舗数に応じて管理の負担が増えることを課題として挙げていました。
今回はその課題を解決すべく、複数のアカウントを1つにまとめる提案をし実行しました。
1つにまとめる理由としては、存在する複数の店舗に来店する顧客の生活圏が重なっていることから、複数のアカウントを管理・運営するよりも、1つのアカウントでこそ費用対効果を発揮することが可能だと判断したためです。また、顧客側にとってもいくつもアカウントを登録する必要がなくなり、より利便性が増します。
通常のLINE公式アカウントの利用方法では、リッチメニューのタブを複数管理することは出来ずに、1つのタブで最大6項目までです。しかし当社でカスタマイズすることで、1つのタブはA店専用、もう1つのタブはB店専用といったようにタブを複数に増やし使い分けることを可能としました。
これとセグメント配信等を組み合わせることで、管理自体は1つのアカウントでありながらA店の顧客とB店の顧客それぞれにメッセージを届けることが可能であり、従来の運用に支障なくむしろ効果的にLINE公式アカウントを活用することに成功しました。